組合についてPolicy

新時代の林業New period

新時代の林業を築く6次産業化と
地球環境への貢献を目指して

けせんプレカット事業協同組合では、川上から川下まで一貫した生産・流通体制を構築し、資材調達から加工、建方にいたる各工程を総合的に管理する独自の「けせん式・林業循環型システム」の確立に取り組んできました。これによりコスト削減や情報の共有化が図られ、高品質で低価格な製品の安定供給を実現しています。現在、岩手県内の宮古・遠野・気仙の3木工団地が連携し、国際競争力を備えた国産材の供給基地をつくり、岩手県の林業振興に寄与することを目標としています。
さらに、新技術や新素材の開発、脱炭素社会の実現に向けた取り組みなど、次世代を見据えたプロジェクトにも次々と着手し、林業の6次産業化と地球環境に貢献できる企業をめざしています。

森画像

けせん千年の森Kesen millennium forest

千年の森を育み、その宝を次世代へつなぐため
「緑の循環システム」構築の一翼を担う

日本の国土の3分の2は森林です。これは世界の中でも上位に位置しています。森は木材を供給するだけでなく、水源を豊かにしたり、地球温暖化や洪水、土砂災害を防いだりと、さまざまな役割を担っています。
戦後、スギやヒノキの植林が盛んに行われ、今では日本の森林面積の約4割が人工林です。しかし、安い輸入木材に押されて国産材の需要が減少した結果、間伐等の手入れが不十分となり、健全に成長できない森が増えていきました。こうした状態では、森が本来持つ多面的機能は発揮できません。計画的に木を伐採し、使うことが、森を守り育てることになるのです。
けせんプレカット事業組合では「千年の森」を育むため、住宅用建材の生産を通して「緑の循環システム」の構築に貢献していきます。

緑の循環システム

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